未来ってどうなるんでしょうね
こんにちは、タローです。
このブログを色々変えてみました。タイトルを変えたりプラグイン入れてSNSのシェアボタン入れてみたり…
WordPressで作っているけど、分からないことは検索すると出てくるので、「便利な時代だなあ」と感じます。今はGoogleで検索すればほとんどのことが分かりますね。
一方で分からないこともあります。その1つが「未来」です。AI、ロボットの技術革新、それによる人間労働の淘汰、少子高齢化による影響…過去と現在はGoogle先生で検索できてもまだ起きていない未来は検索しても確実な情報は出てきません。
そんな中、私はこの本を読みました。
『10年後の仕事図鑑』(堀江貴文・落合陽一、SBクリエイティブ)です。かなーり有名な本ですが。
(本当は発売されてすぐ(今年4月)に買ったんですけどね…ここ数日夏休みになってやっと読み切りました…)

この本は色々やってる(メディアアーティスト?研究者?)落合陽一さんとこれまた色々やってる(経営者?タレント?)堀江貴文さんの2人がAI、仮想通貨等々によって起こりうる未来とそれに対しての解決策を論じている本です。
感想としては非常に面白かったです。
確かにAmazonのレビューの通り両者ともに前から他のコンテンツで言及したことのある内容がほとんどだったのです。しかし1冊にまとまることで(個人的には)自分の未来に対する危機感と迷いを整理できるものになっていると感じました。
また、本にしているくらいですからかなり斬新な内容になっています。本当に「10年後に起こる未来なのか」「そもそも起こるのか」は全く分かりませんが、割と高い確率で「いつか起こりうる未来」でしょう。今後日本がどうなるか分からない人、考えていない人、これから就活をする人には特に読んで欲しいですね。彼らの考えを1冊1500円で大方分かるものになっているので、1回も触れたことのない人にとっては割安のものになっています。
しかし、「いつか起こりうる未来」と言った後に言うことではありませんが、「日本で本当に起こるのか」という問題は読んだら考えるべき課題です。私は2点の困難さを抱えていると考えています。
1.既存システムのブレイクスルーの困難さ
もしこの本で書かれている未来が起こる場合、2つのことが必要になります。1つは「莫大の投資」、もう1つは「人間労働力の切り捨て」です。
当然のことですが、AI・ロボットの生産・運用を低コストにするために莫大な研究とお金が必要です。この投資を日本のシステムで出すことができるか。批判するわけではありませんが、日本政府は大学の研究費を減らしているらしいです(これの解決策は本の中で示されていますが)。
またこの本でも言及されていますが、大学教授は事務作業等によって時間を浪費させられている状況であるようです。このように金銭的投資だけではなく時間的投資も厳しい状況で利用可能で低コストな技術を生み出せるかが問題になります。
また低コストと運用可能性を満たせば、雇用主(公務員であれば人事?)は代替可能になった労働者もしくは職員を解雇してその技術を利用するでしょう……
さて日本においてこれは可能でしょうか。現状であれば日本はほぼNoです。何故なら企業も公務員も特定の条件を除いて解雇不可だからです。いわゆる終身雇用ですね。この雇用制度の壁を超えない限り、AI・ロボットの普及を達成するのは難しいでしょう。
これは一つの面でありますが、日本の古い体質・システムは様々な面で技術の普及を妨げる恐れがあります。またこのシステムを壊すことができる数少ない存在である国会議員がこれらの技術に対して知識を持ち、かつ適切に改革をできるのか。彼らは高齢で頭の固い人ではないかと疑っている最中です。
2.マインド変化の困難さ
制度・システムの壁を超えると今度はマインドの壁があります。新しいものに対して疑念を持つ人が多いです。これは現時点でも投資において感じます。インフレリスクをヘッジするためにある程度は投資をしないといけないのに投資をしようとはしません。アベノミクスの効果が微妙な理由の1つだと考えています(詳細の言及は別の機会に)。
テクノロジーにおいても同様なことが起こるでしょう。「ロボット?よく分からんから導入しない」という状況は少なからず起きます。そうでなくとも「ロボットに指示出されたくない」は起こるところは出ると思います。
これに限らず技術が普及するには「それが便利な強い根拠」か「利用せざるを得ない状況」にする必要があります。良い比較対象の1つに「LINE」と「食器洗浄機」があります。食器洗浄機に皿洗いを任せれば時間が浮いて結構便利なのに日本ではあまり普及していません。一方でLINEは周囲がコミュニケーションで利用し始めて普及したために取り残されることを恐れて中高年にも普及していきました。このように「ただ便利だから」では人間は利用しません。上記2点の何れかに行くことが大事なのではと思います。
またこれは技術の話ではありませんが、本著では別の内容として「ワークアズライフ」「好きなことを仕事に」ということを論じています。しかし、現代のほとんどの若者は教育等々によって「安定」「ワークライフバランス」を重視するようになっています。この2つを求めて就活では大企業を目指す人がまだまだ多いです(ちなみに最優秀層は起業とベンチャーに進んでいるようです)。好きなことを仕事にするというのは2の次になっている状況です。これがどうなるのか…気になるところです。
以上2点は留意しておかないといけないと思います。ただ技術革新だーと流行に乗っていくのは実は駄目かもしれませんね。
P.S. 本文長いなあ…減らしたほうが読みやすいのは明らかだよな…